日本友和会について
友和会(FOR:Fellowship of Reconciliation)
キリストの愛に示される和解と赦しの精神にもとづき、武力ではなく非暴力による和解と平和の実現を目指す国際的な団体です。
生命を大切にするという基本精神に同意する人は、キリスト教徒に限らず、イスラム教徒や仏教徒など、特定の宗教に属さない人々も参加しています。
非暴力による愛と和解(reconciliation)を、積極的に実践し(active-nonviolence)平和を造り出そうと努力しています。
国際友和会
(IFOR:International Fellowship of Reconciliation)
スイスでキリスト教の国際会議が開かれている最中に第一次世界大戦が勃発(1914年7月)、その会議に参加していたドイツ人牧師と英国人クエーカーは、「聖書には”殺すな”と書いてある。それなのに若者を”敵を殺せ”と戦争に送り出すのは間違いではないか」と話し合い、帰国後、戦争反対運動をしようと誓い合い別れました。
帰国後、ドイツ人牧師は逮捕、収監されましたが、英国人クエーカーは平和運動を続け、その年のクリスマスに130人がケンブリッジに集まり平和団体をつくりました。
これが国際友和会の始まりです。現在、本部はオランダにあり、世界各地に40余支部の活動を支え、国連のNGOとして代表を派遣し、助言や提言も行っています。
会員の中からは、キング牧師、マグアイア女史など6名のノーベル平和賞受賞者を出しています。